実録!インターノウス(裏)未経験OKの真意とは?
ちゃっす!どんべぇ(@entamaPG)です!
今回は、無料のプログラミングスクール。
【インターノウスのプログラマカレッジ】 をテーマにして、業界未経験からの就職先やその後について、IT業界の構造について解説しながら、詳しく掘り下げていきます。
未経験からIT業界へ就職、特に無料のプログラミングスクールを利用する事を考えている方は、必見です!
プログラマカレッジについて
テーマはプログラミングの無料スクールについてですが、
「プログラミング無料研修 未経験」から就職での検索ワードとしては、
インターノウスのProEngineer(プログラマカレッジ)
GEEK JOB
夢テクノロジーのスキルチェンジ! TRAINING CENTER
等のサービスが有名ですかね。
スクールの概要説明に関しては前記事があるので、さっくりいきます!
プログラマカレッジについて
知らない、知りたい方!という方は、こちらの記事を
ヨウ君の記事も踏まえて、スクール系についてざっと、まとめると
- お金は最後まで一切かからない
- PCの使い方、仕組みについて軽く触れる等、プログラミングに入る為の初歩の初歩から入るので初心者からでも大丈夫
- 授業はきちんとあり、厳しい雰囲気ではない
- 講師は優秀で親切、きちんと教えて貰える
- しかし、プログラミングは簡単なものではない、出来るようになるかは結局のところ、自分の努力次第
- 最後まで通ってさえいたら、ほぼ就職は出来る
- 基本的には全員、正社員での採用
ってところでしょうか。あとは、細かいところを挙げていくと、
- 参加者は、20代から~25歳くらいの人が多く、女性の参加者もかなりいました。
- 人数は1月で30~40人程度、無料ということもあり、かなり人気があります。
- 参加者のレベルはかなりバラつきがあり、大体は初心者ですが、自分でプログラミングをしていた方や、SEからPGへの転職を目指す方、もう入社が決まっている企業の研修として参加している方までいます。
- 月ごとに生徒を募集するので、定員があり、予約もあります。期間は基本が3ヶ月。時間がない人用に、1~2カ月のコースもあります。
- 学ぶ言語は基本Javaですが、PHPや、その他の人気の言語のコースもあります。webの仕組みやDB、OSのコマンドの使い方から基本的な環境ソフト、ツールやブラウザ言語等、サポートとは手厚く、入門としては万全です。
- 自分が卒業までに関わった講師は5人で、全員がIT業界経験者。プログラミング専門の方が2人、授業や就活生徒のサポートをしてくれる方が3人でした。
就活に関してはしんどいですが、最後までしっかり参加している人は殆ど内定をもらえるので、一念発起していくのならいい場所だと思います。
…と、いい感じの事をつらつら書きましたが 笑
ここまでが、まえがきです。
そう!世の中そんなに甘くはないのです。
無料(タダ)ほど怖いものはない。という言葉もあるものね!
本題はこれからだ・・・
「授業が厳しくない=ゆるい」という事です。
出席は取りますが、強制力は無いので当然やる気のない人は、だらけます。
サボりも、居眠りも沢山いますし、来なくなる脱落者も半分くらいいます。
肝心のプログラミングですが、3ヶ月しっかり勉強すれば、基礎の基礎に関してはかなり身に付きます...
が、しょせんは3ヶ月、限界があります。
少なくとも、スクール系の広告に書いてあるような卒業生が制作した、機能付きのサイトやゲームや、アプリ。それらを短い期間で一人で作れるようになるのはほんの一握りです。
カレッジでは初歩の初歩、PCの扱い方から丁寧に教えてくれます。よって、実質のプログラミング勉強期間は思っているより短いのです。
つまり、自分でしっかりと勉強を進めていかなければ、結局未経験に毛が生えた状態での就活になります、大手や、外資、ベンチャー等、金払いの良い企業は当たり前ですが、中途採用では高い技術力を持った、経験を積んだ即戦力を求めています。
待遇の良い会社ほど、入社は甘くないです。
就職実績に大手システム会社や、ほかにも色々と見栄えのいい企業もありますが、
それはほぼ転職(経験ありの方が参加)の方の実績でしょう。
天才な才能が開花しても、実務経験なしで中途からの大手入社は先ず、あり得ません。
すると、新卒でなく、実力もついてないのに正社員登用をしてくれるIT企業とは、ズバリ、Sler(システムインテグレーター)になります。
要するに、他社に派遣される正社員です。技術的に高度な事を要求されることは無く、最初の一年は、多くの場合、テストや仕様書を書くことが仕事になるでしょう。
現場では、言語もバラバラ、開発自体に触れる事が出来ない期間も多く、自ら知識を仕事とは別で学んでいく姿勢がない人には成長が望めない業界です、
数年で実力をあげていかなければ、年齢的にも転職は厳しくなります。
でも、そうはいっても、一生懸命仕事をやれば、それなりに実力もくだろうし、
需要が増しているIT業界なら、好条件の転職だって出来るんじゃないの?
と考える人も、少なくないと思います。
勿論、最初から、先輩方と一緒に外へ行き開発を教えてもらったり、
自社開発で、研修しながら等、仕事でガリガリ開発を鍛えて貰えることもありますし、身に付くものは大変重要になります。
しかし、それだけではないのです。
お金や手間の問題で、中小の現場では数年前、場合によっては90年代の古いツールを用いている事が多々あります。
技術は日々進歩しているので、現場仕事だけでは技術者として時代に追いつかない、
新しいものを学びたいのに、2~3世代前の技術を仕事の為に覚えなくてはいけない、ということさえ起こります。
よって自ら、学んで行く攻めの姿勢なしに、Slerで技術を磨く事は難しいのです。
また、大企業の仕事を下に下に流していく業界なので、Sler企業に大発展という概念は基本ありません。
そして社内出世も殆どありません。人を派遣すること自体にお金を貰っているので、仕事の出来があまり関係ないからです。(もちろん上も下も限度はあるけれど)
仕事も取引先との関係で殆ど固定されていて、残業の有無や給料に多少の差はでますが、IT業界という言葉に感じる華々しい成功など待ってはなく、地味な作業をする日々が続くのが実情です。
転職して上に行くことや、フリーランスで働くには高い実力が要求されます。
さらに、多少実力があっても、同じ業界内で給料上げるから、ウチに来なよ!なんて声がかかることはそうありません。
引き抜きは、会社の信用を失うからです。
実力がついて、転職しても、条件が悪くなる事のほうが多いのです。
そうなると、結局、元の会社で働き続けることになります。
そしてやはり一番問題なのは、実力が育たないような環境に身を置くことになってしまった時、やる気を失ってしまうことです。
僕は、未経験からSlerに入った人の離職率が高い理由は、単に給料や、技術的な部分での挫折よりも、やりたかった事とのミスマッチで、
仕事にやりがいを見いだせなくなってしまうからではないかと思います。
開発がしたい、新しい技術に触れたい、そういうクリエイティブな仕事をしたいと思ってくれて、未経験から勇気を出してプログラミングをしよう!!
と、飛び込んできた人達が、そういう部分で、失望してPG,SEを辞めていく。
そんなの、凄く、もったいない事だと思います。
なので、スクールに行く前に、先ずプログラミングをしてみてください!
そして、自分の本当にやりたい部分はどこなのか、探してみてください。
IT業界で働く、ではなく、この仕事がしたい!まで絞り込んでみましょう。
そして、もう一つ、Slerは決してブラックな業界ではありません。
中小でも、AI開発や、自社システム作りを兼業して、成功を狙う会社もあります。
また、ワンマンの社長が実力で数千万稼いでいて、
社員にプログラミングの講義をしているような会社もあります。
正社員として、安定していて、フリーランスやベンチャーの様に急に仕事がなくなる心配も、外資系の様に日々自己を高めることも要求されません。
有休休暇も普通に使えますし、残業が殆どないSlerもあります。
給料も少しずつですが、上がっていきます。
そのうち、これでもいいかなと思うようになるかもしれません。
ですが.......
要は貴方次第
しかし、
そもそも何のためにあなたはIT業界に入ろうと思っているでしょうか?
少なくとも周りから、IT土方と呼ばれてしまうような、そんな仕事がしたい訳じゃないはずです!
自分がどんな業務をしたいのか、そして、本気でプログラミングがしたいのなら、
先ず趣味で始めてみましょう。
プログラミングスクールは完全無料ですが、規約として、入ったら、必ず就職しなくてはいけません。そして、就職率は99%です、もうお分かりですね。
未経験から、入塾すれば、大体はSlerに行くことになるということです。
なので、なんかITはかっこいい、とか、不労所得で稼ぎたい!というふわふわした、プログラミングがしたい!というものではない、半端な覚悟なら、スクールに即決するのは、やめておいたほうがいいでしょう。それは、IT業界に居なくても出来る事です。
誤解がないように言っておくと、僕はSler業界や、プログラミングスクールが悪いとは全く思っていません。
プログラマカレッジは知識や、足場の砂固めをしっかりしてくれる場所です。
プログラミングを本気で学びたい、という人には最高の入門所になるでしょう。
また、Slerの現場仕事で力をつけていく人も沢山います。それに未経験から正社員で採用してくれる事はとてもありがたい事のはずです。
それに難しいとは言いましたが、転職や、フリーランス化も、ちゃんと計画だてていけば出来る事です。
プログラミングすることはとても楽しいです。
根っからの文系だった自分は、プログラミングの魅力に惹かれてIT業界を選びました。
大変だったけれど、後悔はありません。
しかし、プログラミングは本当に自分の学ぶ姿勢を問われ続ける業界です。
なので、僕は安易に選んでしまう事は避けた方がいいと思います、先ほども書きましたが、まずスクールに行く前にプログラミングをしてみてください。
出来なくても良いです、でも出来ないなりに少しでも楽しい!と思う部分を探してみてください、それがあれば、きっとあなたはどこから入っても成功できます。
厳しいことを沢山言いましたが、
強い意志と、明確な目標を持ち続け、学び続けることができるならば、IT業界は未経験からでも、大きく成り上がりの出来る世界という事は確かです。
自分がプログラミングに向き合えるか、
しっかり考えてから色々な機会を賢く利用、選択しましょう!
以上になります、この記事が少しでも皆様の役に立てれば幸いです!
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就職するか~、
クリエイティブな職種がいいな、
AIって儲かるし、人足りないのかぁ、お金になりそう!
そうだ、技術つけて、副業でアプリ作って大儲けしよ!
よーし、ITにしよ~!
どうせ、力つけて転職するんだし、
まぁ、ブラックじゃなきゃ最初は何でもいーやと、
軽い気持ちで入ろうとしているあなた
気を付けていないと、利用されちゃうかもよ...! m9( 'ω' )worning!